村上は、古くから酒造りの盛んな土地でした。 江戸時代、井原西鶴は「好色一代女」に、「村上のお大尽(だいじん)が、京都の島原で、廓(くるわ)遊びをしたときに、京都の酒はまずいからと、村上の酒を持ち込んで飲んだ」話を入れています。 大洋酒造株式会社の歴史は、地元の古い14の酒蔵が合併した時から始まります。